点を描く方法をインターネットで調べると、結構たくさん出て来ます。
まずはこちら、C#ビギナー様がヒットしたので、このサイト様で勉強させていただきました。使用したリストを以下に示します。このコードは、このまま打ち込んでも動きません。下記の手順に従って、フォームを生成し、イベントハンドラーの登録を行った後、イベントハンドラーの中身として記述します。手順を以下に書きます。
コード本体はこちらです。
using System; using System.Collections.Generic; using System.ComponentModel; using System.Data; using System.Drawing; using System.Linq; using System.Text; using System.Threading.Tasks; using System.Windows.Forms; namespace sample22 { public partial class Form1 : Form { public Form1() { InitializeComponent(); } private void Form1_Paint(object sender, PaintEventArgs e) { Graphics g = this.CreateGraphics(); Bitmap p = new Bitmap(1, 1); p.SetPixel(0, 0, Color.White); g.DrawImageUnscaled(p, 100, 100); } } }
コードの中身を見ると、Paintイベントが発生したら、
- Form1に対してCreateGraphicsメソッドでGraphicsオブジェクトgを生成
- 大きさ1x1ピクセルのBitmapオブジェクトpを生成
- オブジェクトpに対して、SetPixelメソッドを使って、座標(0,0)に白い点を打つ
- オブジェクトpをGraphicsオブジェクトgの座標(100,100)に描画
という処理を行っています。オブジェクトpは、大きさ1x1ピクセルのBitmapオブジェクトなので、座標(0,0)に白い点を打つということは、オブジェクトpは大きさ1x1の白い点、ということになりますね。
このプログラムはMainメソッドがありませんが、F5キーを押してデバッグ動作をさせると動いてくれます。実行結果はは以下のようになります。
点をたくさん格子状に打つようにしたプログラムが下記です。イベントハンドラの中身を差し替えるだけで、実現出来ます。
private void Form1_Paint(object sender, PaintEventArgs e) { int x1 = 20; int y1 = 20; int x = this.Width; int y = this.Height; Graphics g = this.CreateGraphics(); Bitmap p = new Bitmap(1, 1); p.SetPixel(0, 0, Color.White); for( int i = x1; i< x; i += x1 ) { for( int j=y1; j < y; j+= y1 ) { for( int k=1; k <1000; ++k) { } g.DrawImageUnscaled(p, i, j); } } }実行結果が下記です。
これらのプログラムはいずれも、Graphicsオブジェクトに、描画がなされた小さなBitmapオブジェクトを、タイルのように貼り付けて描画する、という考え方で書かれています。言ってみれば2段階の動作で描画している構造です。
もう少し直接的な描画動作ができれば、と考えます。それは、次回以降で研究したいと思います。
というわけで、 今回はこれで終わりにします。